最近の仏壇事情

日本人の住環境や生活習慣が変わり、お仏壇や神棚がないご家庭が増えています。
「仏壇を置きたいが、洋室しかないのでインテリアと合わない」
「仏壇を購入したいが、マンション住まいで置き場所がない」
などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
もちろん、現代の洋風化した住環境に置いても違和感のない仏壇は増えています。
仏様やご先祖様をお祀りするのにふさわしく、かつ、現代のライフスタイルにもマッチする仏壇をご紹介します。

1.仏壇はこんなに変化している

小型化
かつての日本の住宅では、「仏間」と呼ばれる仏壇専用のスペースを取ってあるのが一般的でした。仏間は、狭い場合でも半間(91cm)取るので、マンションや都市部の住宅では仏間を作るのが困難な場合がほとんどです。
仏間が取れない現代の住宅事情に合わせ、仏壇も小型化し、飾り棚などにも置けるようなサイズのものも増えています。

簡素化
金箔を貼り、美麗な彫刻を施した仏壇は、それ自体が美術品のような美しさです。
仏様、ご先祖様をお祀りするのにふさわしいといえますが、
シンプルなデザインの家具を置いた洋風の住まいでは「浮いてしまう」場合もあります。
以下のような仏壇なら、扉を閉じれば仏壇とは気づかないほどシンプルな造作です。

サイズやデザインが変わっても、仏壇の本来の意義を大切に
サイズもデザインも大きく変化している仏壇ですが、仏様、ご先祖様や故人をお祀りする祭壇と考えるなら、本来の仏壇のあり方をまったく無視したものはふさわしくありません。
インターネット販売の仏壇や神棚の中には、「リビングなどに置いても違和感がない」ことを重視するあまり、木製家具と変わらないようなつくりのものもあります。
小さくても、仏壇や神棚のデザインに込められた信仰上の理由や由来を踏まえてつくられたものを選ぶことが重要です。

シンプルでも本当によい仏壇を選ぶには
お寺との付き合いがなく、実家にも仏壇がなかった方の場合には、「ただシンプルなだけ」の仏壇と、「本来の意味を踏まえてシンプルにした」仏壇を見分けるのは難しいかもしれません。
インターネットでは実物を見ることができないため、「画像はきれいだったけど、届いたら安っぽくてがっかり」ということもあります。
実物を見て選ぶことができる実店舗の仏具店で、仏壇に詳しい販売員に相談しながらじっくり選ぶことをおすすめします。

2.まとめ

現代の住環境にもマッチする仏壇は必ず見つかります。
私たちの暮らしに合うやり方で神様仏様やご先祖様、故人をお祀りいただきたいと思います。
仏壇や神棚選びに迷っている方は、ぜひ仏壇通りにお越しください。
仏壇・神棚のプロが、皆さまの疑問や不安にお答えし、誠心誠意仏壇・神棚選びをお手伝いいたします。

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